あひる農法から感じる事こんな事でした

あひるは今日も田んぼを駆け巡っています。このあひる達は餌をあげる時。パンパンと手を鳴らしご飯の合図を出します。そうするとあひる達は集まってきます。とても可愛いです。

でも餌がないときは絶対近寄ってきません。むしろ離れていきます。

ご飯だけの関係です(笑)どうもこんばんわ。あひる達に都合の良いように扱われています。がまこう庵2代目がもじゅんです。

今年も田んぼにアヒルを放しました。

がまこう庵では毎年田んぼにあひるを放します。

田んぼに合鴨を放し害虫や雑草を食べてもらい一緒にお米を育てる有機農法の一つ合鴨農法というやり方です。

合鴨農法と言いながらうちではあひるを放すのであひる農法になります(笑)

このあひる農法の良いところと課題についてちょっとお話しします。

良いところ

  • あひるを放飼することにより、雑草や害虫を餌として食べてくれます。
  • あひるのフンが稲の養分となり、化学肥料などを使わずに稲が大きく育つ。
  • あひるが泳ぐことにより土が攪拌され根に刺激を与え、稲穂の成長を促進する効果がある。
  • あひるがいる為に肥料や農薬を使用できない。
  • あひるが水田にいる様子を見せる事で、毒性の高い殺虫剤などが使用されていないことを分りやすく提示でき安全を知らせることができる。
  • 草を食べたり踏んでくれるので雑草が生えにくい。自分たちが楽できる。
  • 田んぼを駆け巡る姿が可愛いので癒される。

課題

  • あひるを田んぼに放す為外に出ないようにネットを張り巡らせる作業、ネットの撤去作業が大変。
  • あひるが小さい時はカラスが常に狙っているので、あひるを守る為に防鳥糸などで対策をしとかないといけない。今年はあひるが一羽被害にあいました。
  • 昆虫や雑草を食べるが全てを食べる訳ではないので自分たちで田んぼに入り取り残した草などを見つけて取る作業をしないといけない。かがみ作業なので腰が痛い。
  • 一般的な田んぼよりは若干収量が落ちると言われている。
  • 田んぼに昆虫や雑草だけでは栄養バランスが悪いので毎日餌をあげないといけない
  • たまに網からくぐり抜けるあひるを捕まえるのが一苦労

こんな感じで良い部分もあれば大変な部分もあります。なので一概に合鴨農法が良いと言って勧められるものでもないんです。

でも自分たちはこの良い部分があるのであひると共に稲作りをすることを選んでいます。

食べ物を育てることは想像以上に大変だということを自分で体験して知る。

あひる達が田んぼで頑張ってくれているので草取りなどではだいぶ楽させてもらってます。でもそうは言っても全て綺麗にあひる達が草を食べてくれてる訳ではないのです。なのでちょこちょこ仕事終わりに田んぼに入って草取りをします。

一番厄介なのがヒエとり。

ヒエとは稲にすごくよく似た雑草です。

このヒエ、あひるは食べないので綺麗に残してあります(笑)

ヒエをほっておくと稲より根を張り、稲に行って欲しい養分がヒエにいき、稲の生育に影響します。なのでお米の収量を考えるとこのヒエは取っておきたいんです。さらにこのヒエとりを怠ると翌年はヒエの田んぼじゃないかってくらいヒエが多い田んぼになります(笑)

このヒエとりが結構田んぼの仕事で一番大変かも。暑い中、前かがみで汗をかきながらとる。虫に刺されるし、腰は痛いし、非常疲れる。

今年は都会からきた若者が田んぼの仕事がしたいと言ったので、少しだけヒエとりを手伝ってもらいました。

その若者は一時間くらいしてヒエとりの大変さを体で知りました。次の日はヒエとりは嫌がりました。

それが当たり前なんです。田んぼに入るってなんか面白そうってやってみるけど。それなりに気持ちがないと続けられない。生きる為に食べ物を頂く。この大変さで食べ物を育てる大変さを知る。この大変さの向こう側に美味しさがあることに気がつく。理解するには時間がかかるだろうし、ましてや仕事にするとなると相当な覚悟が必要だよね。

大変だから除草剤をまいてしまえば良いだけです。別にそれはそれでその農家さんの選択なのでどちらでも良いと思う。環境や生態系を考えると嫌だけど。まー農家さんの立場になって見れば自分はそんな農業もありだと思う。

むしろ有機農業の方が少数派の農業ですけどね(笑)

農薬を使う農業もあるし、使わない農業もある。どちらがいいかは自分たちが選べばいいし、消費者が選べばいいだけです。

この大変な作業をやってわかることがある。

農薬や化学肥料を使わないで育てる。大昔はこれが普通の農業でした。

それは田んぼに限らず、食べ物を育てるってすごく手間暇かけるし、重労働なんです。

大変だから農薬や化学肥料ができた。それは当たり前です。じゃないと農業って仕事をする人は絶対この世にいなくなると思う。なのでそういう農業は農業でありだと思う。

でも自分はできるだけ体に優しいものを口に入れたいと思うし、人間だけの自然ではないので生態系を考えるとやっぱり農薬や化学肥料を使わないものを育てたい。自然は人間だけのものではないから。

そして料理するものとしてできるだけ農薬を使わない食べ物で調理したいと思っています。

こう書きましたがこれはあくまで気持ちですからね。理想です。

がまこう庵はできるだけそういう食材を使うように心がけてはいます。けど実際はネギなど食材を市場から調達していうものもあります。。。

矛盾してるかもしれないけど、やっぱり飲食店になるとそういう食材も使わないと一年通して営業はできません。言い訳ぽいですがご理解ください。矛盾のがもじゅんと読んでもらえると助かります(笑)

そういえば以前お客さんにお叱りを受けた事がありました。がまこう庵さん食材は全て完全無農薬で調理していると思ってましたって。確かにそういう部分も魅力の一つのがまこう庵です。でも全てではないです。ごめんなさい。そう言った覚えもないけど。でもイメージはそういうイメージなんですね。非常に難しいところです。

ここからはグチっぽく聞こえるかも知れませんが持論を言わせてください。

農薬も使わず、化学肥料もまかない。動物性肥料はだめだとか。全てをクリアーするにはもう全て自分たちの畑で作るしかないと思う。だっていくら有機野菜といって、作る人によって有機の知識は違うし、どうな風に育ててるかわからない。そして隣の畑が農薬を撒けば風で流されてかかる。そうなると集落ごと無農薬にしないといけない。

個人の力では絶対的に難しいのです。

絶対的って。

。。。。。あれ?あれ?

なんか長々書いてるけどヤバイ。久しぶりにブログを書くと着地点を見失いました(笑)

なんか言い訳や愚痴るブログになってしまってる。

よくわからないのでまとめます(笑)

日頃何気に食べてるもの。それは農家のみんなが苦労して育てたものなんだということを忘れてはいけないです。その育ててくれる自然環境があるからなんです。

調理するものとして食べ物を大切に扱い、できるだけ無駄のないように料理しよう。

自分はそういう料理人になります!!

食べるときは作ってくれている人と自然に感謝して残さないで食べましょうねって事が今日伝えたい事です。

長々と失礼しました。

もっとブログの書き方上手になれるようにいっぱい書いていきます(笑)

以上そばっこブログでした。

がまこう庵

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1977年宮崎県都城市生まれ、そば屋がまこう庵2代目。 (株)がまこう庵代表取締役、都城産のそばを多くの人に知ってもらい喜んでもらいたい。そして都城のそばを世界へ。 自分の育った都城が大好きでそばと共に都城の事も発信していきたい。