継いだ当初、2代目は先代の味を守らなきゃいけないと。
それだけを考えて仕事をしていました。
そのたびにいろんな壁にぶつかり悩む日々
そんな最中新燃岳噴火。
それまで賑わっていた店内が次の日から全くお客さんが来ない状態へ。
全く来ないのです。霧島が近いので噴火で危ないという感じたのでしょうね。
従業員もいるけど雇えない状態。
完全に休業状態
これは参りました。何もできないです。自然の厳しさを知った瞬間でした。
でも今思えばあの時が最大の転機だったと思います。
守ることばかり考えていた時
その守っている店が機能しなくなると何もできない。
生活はもちろんスタッフも雇えない。守ってばかりではダメだ。もっと自分を表現して発信していかないといけないと感じました。
もっと攻めるがまこう庵にしないといけない。そう思いました。
そばの事について、経営について、商品について、とにかく勉強して考えました。
今までがまこう庵の商品などはあまり外へ販路拡大は考えていませんでしたが、
この時を境にがまこう庵の気持ちを共有してくれる所へ預けて行こうとスーパーさんに置いてもらうように方向転換しました。
そしていろんな勉強会にも出ていくようになりました。人との交流も増えて、人と出会えることで多くの情報と刺激を受けて楽しくなってきました。
その中で一つ覚悟ができました。
自分は都城産庄内そばを全国に、世界に発信していくことが自分の役割だと。
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