こんばんわ。台風が来ています。雨風とも強くなって来ました。
これからますます強くなるんでしょうね。何事もなく通り過ぎることを願うばかりです。
どうもそば屋がまこう庵2代目蒲生純略してソバじゅんです。いつまでもガモじゅん押しもいかんなーって思って変えてみました(笑)飽きたわけではないですよ(笑)
あっそんなことはどうでもよくて。
今回お伝えしたいことがあります。三週間前から宮崎名物冷や汁はじめました(笑)
三週間も立ってますが(笑)すいません。
合わせて店内でがまこう庵オリジナル冷や汁の素も絶賛発売中!!!
ちりめんを炒ったもの、割ピーナッツを自家製みそに合わせた冷や汁の素。
冷や汁のレシピを載せておきます
冷や汁の作り方です。
がまこう庵のオリジナル冷や汁の素一袋に対して500ccのかつお節出汁(ない時は水でも良いです)によく溶かします。
そこに豆腐を半丁60gくらいを手でボロボロ崩し入れます。
きゅうりを一本スライスして、大葉、ミョウガも刻み入れるとなお美味しくなります。
宮崎の夏。って言ったら冷や汁
今や結構有名になった宮崎の郷土料理。
味噌をベースにしたスープに豆腐、きゅうり、大葉、ミョウガの入った冷たいご飯。
簡単に説明すると『温かいご飯に冷たい味噌汁をかけた味噌汁かけご飯』
こう言うとなんか「えっ?!」って思うかもしれませんが(笑)
はい。冷たい味噌汁かけご飯それが冷や汁です。
なぜ冷や汁が宮崎の郷土料理なのか?冷や汁の起源から理由がわかりやすいのでお伝えします。
冷や汁の起源
鎌倉時代に僧侶が広めた汁かけ飯がはじまりだと言われています。その後全国に広がりましたが風土にあったところに残っていきました。その中でも宮崎は交通が不便だったこともあり、他からの影響も受けずに原型のまま残っています。陸の孤島が生きた。やったね宮崎(笑)
冷や汁も有名になって宮崎県全体が冷や汁を食べていたかと思われがちですが、
実は宮崎市内だけの郷土料理。自分が住んでる都城ではあまり食べられてる郷土料理ではないと言うのがホントの話(笑)
でもうちでは小さい時から都城でも珍しく夏には頻繁に冷や汁が食卓に並んでいました。それはなぜかと言うと。母親が宮崎市佐土原町出身だったから。母親曰く家庭によって違う冷や汁の味だったらしいです。がまこう庵の冷や汁は母親の味の冷や汁なんです。
祖母からは母。母から今は嫁へ。
そして娘に伝わっていくのです。これこそ郷土料理の魅力ですね。
郷土料理の魅力
郷土料理とは
郷土料理は、その地域から得られる食材を使っていることが主な特徴で、調理方法も他に見られない独特のものである。家庭料理と重なる事もあり、農業・山林業・漁業を生業としている土地の「ふるさと料理」となる事もある。
郷土料理は様々な理由に伴う地域色が色濃く強く出ている。気候風土や地理条件により得られる食品や調味料に制約があることが影響している場合が多く、また保存方法(→保存食)の違いによっても利用できる食材が異なる。また気候によっては発汗を促す香辛料を多用したり、逆に体を温める生薬やハーブをとりいれるなど、より健康にすごせるように工夫がなされることも少なくない。
wikipaediaより
その土地の風土、文化を食で表現したものが郷土料理なんだと思います。
そして何よりも昔からその土地で食べ慕われた料理。代々伝わる料理。
人によって受け継がれていく料理。そこが郷土料理の魅力だと思うのです。
自分はただの蕎麦屋ですが。郷土愛の強い蕎麦屋になります。
これからもこの土地に生きていくものとして郷土の料理を大切にし、
その料理で郷土の風土、人や文化を表現できる料理人を目指し楽しんでいこうと思います。
こんなソバじゅんをこれからも宜しくお願いします。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
がまこう庵からのお知らせ。
8月15日火曜日は定休日となっていますが、お盆期間という事もあり営業します。
その振替休日として翌週の23日水曜日をお休みいただきます。
誠に勝手ながらご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
がまこう庵
宮崎県 都城市 吉之元町5186
◎営業時間午前10時〜午後5時
◎定休日毎週火曜日・第1水曜日(祝日の場合は営業)
◎電話・ファックス0986・33・1226
◎メールinfo@gamakoan.jp
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