みょうがから知るばあちゃんの知恵のありがたさたるや。

今年も良い感じで稲が育ちました。稲刈りに来た近所のおばちゃんがここのは凄く良い稲だって。良いお米作ったねー。プロでもこんなよくないよーーって褒めてくれた。

どうも、こんばんわ。ただいま農業もできるそば屋として調子に乗ってるがまこう庵のかもじゅんです。

でも素直に嬉しいの。こんな褒められるとね。全部アヒルさんのお陰だけどね(笑)。そして収量もこの辺りは軒並み去年より少なめの中うちのこの田んぼだけは去年より多めに収穫しました。100キロ近くもね。こうして良い収穫を迎えるとあぜ払いやヒエ取りなど夏の疲れた田んぼ生活がやって良かったに変わるのよねー。今年も田んぼとアヒルさんに感謝っす!!ありがとう。

そして店の周りにの自然にも感謝。9月には秋みょうがもいっぱい採れました。採れすぎたみょうがをどうするのか?を今日はブログに書いてみました。

おばあちゃんの知恵に感謝です

みょうがを店の近くで見つける。見つけるというか毎年ここでみょうがが出てくるの知っているので偶然見つけた訳ではないから、計画的に取りに行ったのがが正解なんですけどね。

ただの草が生い茂っているだけに見えるでしょ。でもこの中にみょうがあります。真ん中の白いもの。それがみょうがなんです。

ぷちっとちぎるとあたり一面にみょうがの香りが漂う。めちゃくちゃ好きな香りだ。そんなみょうがを近所のおじちゃんもいっぱい採れたと言いながらがまこう庵に持ってきてくれた。その量。なんと20キロ近く。みょうがの数でいうと200個くらいのみょうが。普通に考えてもこんな量は食べられない。生物なので日がたてば腐るだけ。それではもったいないので日保ちさせないといけないなぁ。

そう思った時はいつも先人が保存方法を考えていてくれている。
みょうがを塩にまぶして樽に入れる。その上に重石をのせて塩漬けにし、水分を出します。2、3日たったら水分が上がってきているので、みょうがを引き上げて水分を絞る。しぼったものを瓶に移し、梅干しの残り汁をいれて漬け込み冷蔵庫保存。

こうする事で一年間みょうがが楽しめる。
そんな先人の保存方法を自分達はマネして保存するだけなのです。ばぁちゃんの知恵に感謝です。ありがとう。酸っぱさの後にみょうがの香りがくるのがたまらなく美味しい。写真のみょうがは1年前のみょうがですよ。全然食べれるのが凄いなぁ。

いろんな事が新しくなっていく世の中です。AIや5Gなど最先端はすこぶる変化するし、スピードも早い。ついていけないくらいっす。ていうかよくわかってないです(笑)

でもそんな中で今も昔も変わらない事が田舎ほどある。それは先人たちの知恵。昔の人は、実に理にかなった方法で食べ物を食べたりしていたし、知恵を生活に生かしていた。モノは豊かになってスピード感溢れる時代だけど。手間をかけてゆっくりした昔ならではの生活を感じる事でまた今とは違う豊かさを感じる事ができるんだと思うの。こういう時代だからこそ。これからの先を考えると昔からの知恵というのはとても重宝される時代なんじゃないのかなーってみょうがを食べながらにふと思うのでありました。

それじゃまたですねーーー

がまこう庵

宮崎県 都城市 吉之元町5186

◎営業時間午前10時〜午後4時

◎定休日毎週火曜日・第1水曜日(祝日の場合は営業)

◎電話・ファックス0986・33・1226

◎メール gamakouan@gmail.com

がまこう庵の詳しい情報はこちら

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1977年宮崎県都城市生まれ、そば屋がまこう庵2代目。 (株)がまこう庵代表取締役、都城産のそばを多くの人に知ってもらい喜んでもらいたい。そして都城のそばを世界へ。 自分の育った都城が大好きでそばと共に都城の事も発信していきたい。
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