梅干しの赤しそ。今年は違います。特別な梅干しになりました

年中何かしら漬けることが多いそば屋。大根漬けたり。ゴボウ漬けたり。らっきょ漬けたり。

今年初めて試したらっきょの柚子胡椒甘酢漬け。試しなのでドキドキしながら食べてみたけど案外ピリッと辛くゆず風味。我ながら美味しくできました。

試しでうまくいくこともあれば失敗することもある。

どうもこんばんわ。うまくいくと必ず天狗になってしまうそば屋がまこう庵2代目そばっこです(笑)

漬けものといえば今はの時期は梅干し仕込み。今日はがまこう庵の梅干しの話をします。

今年は赤しそをなのはな村さんから分けていただきました。

6月に梅をとり、塩漬けした梅。

その時のことを書いたブログはこちら。

梅作業到来。夫婦が仲良くなれる時です。
サッカーW杯ロシア大会が始まりました サッカーファンは今日より一ヶ月寝不足な日々が続きますね。 どうもこんばんわ。サッカ...

その塩漬けした梅を赤しそに漬け込みました。

赤しその山。これを一つしその葉を摘んでいきます。

梅100キロなので赤しその量もかなりです。

かなり気が遠くなる作業。一週間ずっとしそ摘み作業です。

大変だけど美味しい梅干しを作りたいためにみんなで頑張りましたよ。

その赤しそ今年は違います。なのはな村さんの赤しそです。

有機農業のなのはな村さんの赤しそは特別で貴重な赤しそです。

つながりの中で譲ってもらえる事になりました。

友達っていいね。ありがとうミカちゃん。

なのはな村さんとは

1987年、冬、霧島連峰を望む都城の一角に鍬を入れて開村したのが、なのはな村の始まりです。1人で百の性を司る力はないけれど、百人の想いで1人の「百姓」には近づけるかもしれない。共働農場なのはな村として、農薬・化学肥料を排除した有機農業への道に邁進し、障害のある人も、ない人も、いろいろな人が、しごとやくらしを支え合って、楽しく生きていける、そんな町を、わたしたちは願います。なのはな村は地域と共に育つ社会福祉法人を目指しています。

詳しくはこちらのホームページをご覧ください。

なのはな村さんホームページ

贅沢な赤しそでつけた梅。

なのはな村さんとのコラボ梅干しと相成りました。ありがとうございます。

梅干しと梅漬け

梅干し、梅干しと何度もこのブログでは書いてますが。

がまこう庵では梅干しでなく梅漬けになります。

梅漬けって書くといまいち伝わらないし。実際自分達も梅干しと言って食べてるので(笑)そう言うわけでこれからもがまこう庵は梅漬けを梅干しと言い続けようと思います。虚偽表記と言われそうですがこのブログを読んでくれる人はそこは見逃してくれると信じて本当の事を書いてみました(笑)

じゃ梅干しと梅漬けの違いは何なのか?

簡単にいうと梅を天日干しするか、しないかの違いです。

梅干しは梅を塩漬けし、赤しそを合わせて色がついたらざるなどにのせて天日に干します。

梅漬けは天日に干さずそのまま漬けた物になります。

がまこう庵は天日干ししてないので梅漬けになるわけです。

がまこう庵の梅干しが好きと言うファンの方が多数

この天日干ししてないがまこう庵の梅干しですが意外とファンが多く定期的によく出ます。そのファンの方の多くがウチに買いに来る理由でよく言われるのが二つほどあります。

一つ目が『この昔ながらの梅干しの味が好き』

二つ目が『市販のものは変な味(化学調味料)がするけどココのはしないから好き』

こう言われると作り手としては万々歳。嬉しいわけです。なのであの大変な梅干し採りもひたすら続く赤しそ摘みも頑張れるわけです。

そして改めて思うのですが手作りの田舎の梅干しがみんな好きなんだなー。

手作りには大手企業には出さない味がある。だから楽しめて作れるんですよねー。

今日はこの辺でまたですね。

がまこう庵

宮崎県 都城市 吉之元町5186

◎営業時間午前10時〜午後4時

◎定休日毎週火曜日・第1水曜日(祝日の場合は営業)

◎電話・ファックス0986・33・1226

がまこう庵のネットショップ

◎メールinfo@gamakoan.jp

がまこう庵の詳しい情報はここです

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1977年宮崎県都城市生まれ、そば屋がまこう庵2代目。 (株)がまこう庵代表取締役、都城産のそばを多くの人に知ってもらい喜んでもらいたい。そして都城のそばを世界へ。 自分の育った都城が大好きでそばと共に都城の事も発信していきたい。
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