田んぼを見ると稲穂が垂れていて嬉しいのだけど。違うものも生えていてがっかりする今日この頃です

がまこう庵の田んぼ。
アヒル達と共に育てた稲。

穂をつけてだいぶ大きくなりました。
稲穂ができると田んぼからアヒル達を離します。

そうしないとアヒルが稲穂を食べるから。

そんなアヒル達がいなくなった田んぼで、次にする事。それはヒエ取り。

手前の稲穂じゃないのがヒエです

ヒエとは雑草です。ヒエが田んぼにあるとダメなのです。稲が吸収する分の養分をヒエが吸い取っていくので稲穂の発育に影響するから。この時期にしっかり抜いておかないとヒエの種がそのまま田んぼに残り、来年また多くのヒエが生えてきます。なのでこのヒエ取りは絶対やらない作業。。。わかってはいるけどさ。

たくさん抜いたヒエ


田んぼの中をヒエを探しくまなく歩く。抜いたヒエを担いで田んぼの外に運ぶ。泥で服は汚れるし、ヒエは重いし、田んぼを歩き回るだけでも疲れる。ほんとヒエ取りだけは嫌い。あーこうやって書いてるだけでめんどくさいっす(笑)

このヒエ取りを仕事終わりの夕方に1週間くらいやり続ける。かがむ作業なので腰はいたいし。またもや愚痴。ねぇ。こうやってヒエ取りの事を書いてても、もはや愚痴しかでないっす(笑)
ほんとヒェーーーーーーです。。。
これは失礼。つまらない事を書いてしまった(笑)全てヒエが悪いのです!!

そんな自分がヒエの愚痴を言っていたら「除草剤を撒けば生えてきませんよーー」って友達が教えてくれた。なんと優しい友達。一瞬心が揺らいだのはナイショです(笑)
でもウチは農薬は使わない。農薬を使わない農業を好きでやってるだけなんですが。
その為にアヒル達と一緒に稲作をしてる。その友達は全然悪気はなく教えてくれたんだけどね。なんかごめんね。
ここからは個人的な考えなので軽く流してくださいね。
自分は絶対農薬を使わないで育てる農業の方が人にも自然にも良いと思います。
だからと言って、特にこういうやり方を人にはを強制したくない。
だって考え方も、生活スタイルも、時間の使い方もある。大量にお米を作っている農家さんとかはこんな事まずもってやってられない。
とにかく農薬を使わない農業は手間と労力を使う。そういう意味でも自分でしっかり信念を持ってやらないにできないと思っています。なので闇雲に農薬なんか使わずに農作物育てようよっとは言えないの。

まー自分が好きでやってるだけだし。それに共感してくれる人がいればいい。特に勧める必要もないし、無理に食べてもらわなくてもいい。
そうです。きっと自分たちのやってる農業は自己満足の世界(笑)それでいいのだ。こうやって書いときながら実際外食だってするし、全て無農薬野菜しか食べないって訳ではない。ブレてる感じがするけど。

ただお店で使うものはできるだけ無農薬のモノや自分たちの見える範囲のものを使いたいだけなんです。全ての食材が無農薬のものかって言われるとそれは違う。そこにもいろいろ事情がありまして。。。がまこう庵で使う食材は全部無農薬なんでしょって。言われがちだけど全部じゃないです。ここで謝っておきます。ごめんなさい。期待に応えられなくて。
結局何が言いたいんだろう。書きながらどんどん良くわかんなくなってしまった(笑)

まー要するに、食べ物を作るって大変ですよって事が言いたいだけです(笑)
という事で今年もヒエ取りやりきりましたという報告でした。
まだ取りきれてないヒエはあるかもしれないけど。あんまり田んぼを見ないようにします。見つけちゃうと取りたくなってしまうからねーー(笑)あー早く新米食べたい!!

それじゃまたですね。

The following two tabs change content below.
アバター
1977年宮崎県都城市生まれ、そば屋がまこう庵2代目。 (株)がまこう庵代表取締役、都城産のそばを多くの人に知ってもらい喜んでもらいたい。そして都城のそばを世界へ。 自分の育った都城が大好きでそばと共に都城の事も発信していきたい。
アバター

最新記事 by 蒲生 純(そばっこ) (全て見る)