宮崎の夏といえば冷汁。がまこう庵は他とは違う自慢の冷汁なんです

昨日満月を見ました。とても明るく綺麗でした。皆さんも見ましたか?

今回の満月は 「現状打破」「新しい世界」 を意味するらしい。 なんか今の時代に合ってる気がする!って感情移入しちゃいました。 頑張ろ!もっと頑張ろう。いろんな人に喜んでもらえるように自分のできる事を今はやろうって誓いました。

どうもこんばんわ。あんまり関係ないけど月見そばが好きなそば屋そばっこです(笑)

今回満月をみて。満月パワーで世の中が良い方向に変わっていくといいのになーって全世界の幸せをこんなそば屋ごときが願ってしまったことは、あまりにそば屋ごときには荷が重いので大き声では言わないようにします(笑)

満月パワーもですが。がまこう庵も猛暑の夏を乗り越えるパワーのある商品があるので今日はおしらせしますね。

宮崎の夏。って言ったら冷や汁

今や結構有名になった宮崎の郷土料理の冷汁。全国的にもかなり認知されてる宮崎の名物郷土料理だと思う。

味噌をベースにしたスープに豆腐、きゅうり、大葉、ミョウガなどが入ったものをご飯の上にかけたもの。

簡単に説明すると『温かいご飯に冷たい味噌汁をかけた味噌汁かけご飯』

こう言うとなんか「えっ?!」って思うかもしれませんが(笑)

はい。冷たい味噌汁かけご飯それが冷や汁です。

なぜ冷や汁が宮崎の郷土料理なのか?冷や汁の起源から理由がわかりやすいのでお伝えします。

冷や汁の起源

鎌倉時代に僧侶が広めた汁かけ飯がはじまりだと言われています。その後全国に広がりましたが風土にあったところに残っていきました。その中でも宮崎は交通が不便だったこともあり、他からの影響も受けずに原型のまま残っています。陸の孤島が生きた。田舎っていう事が功を奏する形だったみたい(笑)ど田舎の宮崎でよかったーー(笑)

冷や汁も有名になって宮崎県。宮崎県全体が冷や汁を食べていると思われがちですが、実は宮崎の特定の地域の郷土料理。自分が住んでる都城ではあまり馴染みのない郷土料理だったんです。今でこそ広まっていますけどね(笑)

でも自分の家は馴染みのない都城でも珍しく夏には頻繁に冷や汁が食卓に並んでいました。それはなぜかと言うと。母親が宮崎市佐土原町出身冷汁が盛んな地域)だったから。母親曰く家庭によって違う冷や汁の味だったらしいです。

祖母からは母。母から今は嫁へ。

そして娘に伝わっていくのです。家庭代々伝わる味。これこそ郷土料理の魅力だと思います。

その土地の風土、文化を食で表現したものが郷土料理。そして何よりも昔からその土地で食べ慕われた料理。代々伝わる料理。人によって受け継がれていく料理。そこが郷土料理の魅力だと思うのです。地元の風土にあった食によってその土地の人が健康に過ごせるような料理なんだと思う。

そんな郷土愛の強いそば屋がまこう庵は母親の味の伝承し、冷汁を作っています

がまこう庵特製冷汁

梅雨が明けたらすぐに始める毎年恒例のメニューが「がまこう庵特製冷汁」今年は梅雨が長く待ちきれずに梅雨の最中に始めてしまった。

材料はこんな感じ。がまこう庵特製冷汁の素、だし汁、豆腐、きゅうり、しそ、ミョウガになります。あとはお好みでいろんなものをトッピングすると面白いですよ。例えばラー油とか、柚子胡椒とか入れるとまたピリッと辛く刺激のある冷汁になって美味しくなりますーー。

がまこう庵特製冷汁素は都城の食材をメインに作りました。

冷汁の素の材料は、味噌、ごま、ちりめんじゃこ、割ピーナッツ。

まずちりめんじゃこをフライパンで炒ります。よく炒る事で香ばしい香りが食欲を増加させます。その炒ったものに残りの材料を合わせて火を入れながら混ぜれば完成です。結構簡単な作り方説明ですいません(笑)

そのがまこう庵特製冷汁の素がこちら↓

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は fullsizeoutput_297b-700x933.jpeg です

作り方は簡単でもちょっと素材に地元のものを使ってるんです。

まず1つ。味噌が違います。がまこう庵で味噌って言ったらケンコー食品工業株式会社さんのお味噌。都城で育った大豆(みやだいず)で作ったお味噌なんですよ。まーこの味噌がなんでもとてもよく合うし、好きなんです。

無添加麦味噌 一(はじめ)1kg入り

あともう1つは地元産といえば三股町のしも農園さんの国産ごま。こちらのごまはとても貴重な国産ごまなんです。いろんな所で冷汁の商品を見かけるけど。多分こんな貴重なごまで冷汁を作ってる商品ってないと思う。コストがめっちゃかかると思うもん。こんな小さいそば屋だからできる事だと実は自慢なんです。

まー1番他と違うところは、味噌にしてもゴマにしても、生産者さんの人柄を知ってるし、尊敬してる人の物を材料に使わせてもらってるっていう所なんですけどね。

都城のものを使い冷汁を作る。これぞ都城の冷汁なんじゃないかなーって1人喜んでいる所です

そんながまこう庵自慢の冷汁。季節限定メニュー店内でも食べれます。お蕎麦と冷汁を食べる。これががまこう庵の夏のおすすめな食べ方です。

合わせて店内で、持ち帰り用のがまこう庵オリジナル冷や汁の素も絶賛発売中!!!

ついでにオンラインショップでも発売しています。こちら↓

という事で夏バテや食欲がないときにおすすめのがまこう庵夏の商品の紹介ブログでしたーーー。よかったら食べて見てくださいね。

でわでわ、またですね。

The following two tabs change content below.
アバター
1977年宮崎県都城市生まれ、そば屋がまこう庵2代目。 (株)がまこう庵代表取締役、都城産のそばを多くの人に知ってもらい喜んでもらいたい。そして都城のそばを世界へ。 自分の育った都城が大好きでそばと共に都城の事も発信していきたい。
アバター

最新記事 by 蒲生 純(そばっこ) (全て見る)