がまこう庵特製柚子胡椒今年も無事に仕込みました。

12月22日から25日まで臨時休業を頂き、スタッフ総出で年末年始の準備をしました。

そばかりんとう作り

お陰様でお菓子などいっぱい作り終えましたよ。本来なら営業しながらのこの作業をしてるんだけど。最近はお客さんも多く加工品を作るのも大変になってきていた。スタッフもゆっくり丁寧に作れたのでこういうやり方もありだなぁって思えました。

一方その間自分はというと霧島周辺の飲食店に行きました。みんなが頑張って働いてくれてるののに。。。御免なさい(笑)

自粛。自粛も大事かもしれないけど。。。今こそ地元の人が地元の大好きなお店を応援するべきじゃないかなーって偉そうだけど思っています。地元愛がやっぱり大事。そんな訳で抜け出したのです(笑)

1軒目は霧島市の大好きなジェラート屋ジェラテリアクオーレさんこの日はりんごのジェラート。これが丸ごとりんごみたいで優しい味わいのジェラート。そして今回の目的はプリンです。ジェラートも好きなんだけど無類のプリン好き(笑)                                  ジェラート屋さんだけどプリンが美味しいと噂を色んな人が教えてくれたのでこれは行かなきゃって事で行ってきました。この日やっと念願のプリン食べれました。

今まで食べた中で一番美味しいプリンだったかも。もっと食べたいって思ったけどそんな美味しいプリンは家族内でも競争は激しく残ってなかった(笑)また買おう!うん。絶対!!!


続いて以前国分にあったタヴェルナマンジャーレが霧島神宮近くに移転オープンしたと聞いたので早速行っていました。懐かしい味。待ってましたーーー。パスタもパンもやっぱり美味しかった。これがこれから近くで食べれると思うともうたまんないっす。

あのグルメリポーターも絶賛。詳しい場所などはそのリポーターさんが書いたブログがありますのでそちらを(笑)

そしてこちらも11月にオープンした「うなぎ料理よし宗」さん

ホクホクしたうなぎ。小骨も丁寧に抜いてあり食べやすい。うなぎ大好きだけどここのを食べてもっとうなぎが好きになりました。誰かに教えたくなるお店。こちらも霧島神宮すぐ近くにあります。

お店を抜け出しその間頑張ってくれたスタッフにはこちらのお弁当を買って帰りました

霧島の大好きなお店のまめ千さんの幕内弁当。これに白ご飯が別につきます!かなりボリューム満点。しかもどのおかずもハズレなし。特に自分は麻婆豆腐が好きなのでこのお弁当を見たらめっちゃテンションが上がる。そんな自分のオススメのお弁当をスタッフの賄いに。

お弁当を見せるや否やスタッフが大喜び。ていうかいつもの蕎麦の賄いでこんな大喜びしたことないよね?

どうも。喜ばれるのは嬉しいけど喜ばれすぎると複雑な思いのそば屋がまこう庵そばっこです(笑)

この休みの期間に霧島の色んな飲食店に行って刺激も受けました。ある意味こういう刺激も必要。仕事ばっかりしているとこういう気持ちになる事はないので有意義な休みだったなぁー。

そんな臨時休業中がまこう庵の人気商品自家製柚子胡椒も作りました。今日はこの話を書こうと思ったけど前半が異様に長くなってしまた(笑)もうここで終わろうかなーって思ったけど。やっぱり書きます柚子胡椒のことを!!

がまこう庵特製柚子胡椒仕込みました

お店の裏にあるゆず畑で今年も自分が収穫しました。

刺々している枝と悪戦苦闘しながらいっぱい収穫。ここでポイントなのはゆずの色。がまこう庵では完熟した黄色いゆずを使います。

普通、柚子胡椒で使うのは緑色が一般的。でもがまこう庵の柚子胡椒は黄色。

黄色って珍しいのでよくお客さんになんで黄色い柚子胡椒なのか聞かれます。柚子胡椒の色はゆずの収穫時のゆずの色と唐辛子の色で決まります。

がまこう庵は黄色に熟したゆずと赤に熟した唐辛子使っているので黄色と赤色が混ざって濃い黄色い色になるんです。黄色というかオレンジですね(笑)

そんな黄色いゆずをがまこう庵スタッフ総出で皮むき作業。

1つ1つ手作業です。薄く皮をむいていきます。

<唐辛子>

唐辛子も真っ赤になったものを使います。我が家の畑の育ったものやお隣町の高原町の友達が作ってくれた唐辛子です

<塩>

柚子胡椒で使う塩。保存的な役目で大事な塩ですがこれにもこだわりがあります。さすがにこんな山に囲まれた周辺では塩は取れません。なので同じ宮崎県串間市の知り合いの太田商店さんが手作りで釜で炒った宮崎の海から作られた塩を使わせてもらっています

<米麹>

普通市販されてる柚子胡椒の材料はゆずの皮、唐辛子、塩のこの3つ。これが一般的レシピで使われる材料です。意外とシンプルな材料ですよね。もちろんこれだけでも美味しい柚子胡椒はできます。

でもがまこう庵の柚子胡椒には他とは違うものを使って作っています。米麹を混ぜて発酵の力も利用して旨味のある柚子胡椒を作っているんです。

その米麹にもこだわりが。自分たちの育てたお米(アヒル米)に麹菌を混ぜた米麹を一緒に合わせて作っているところ。自家製の米麹です。こんなことできるのもがまこう庵ならではです。

柚子胡椒に米麹が入っているという所が他と違うんです。麹パワーで美味しい柚子胡椒になるんです。食べてもらうとわかるけど麹の香りがこれまた良い感じです◎

柚子胡椒を作る上で一番過酷な作業があります。それは全てを細かく粉砕して材料を混ぜ合わせる作業。唐辛子を粉砕する時どエライ事になります。部屋中が唐辛子になります。目は涙目に、喉が痛くて咳き込むし、鼻をやられてくしゃみもでる。とても辛い作業。そこでそば屋の嫁が考えた対策がこの格好(笑)こうする事でだいぶ作業がきつくなくなるみたいです。面白いので写真を撮るとなぜか睨みます(笑)

混ぜ合わすと鮮やかな黄色になります
壺に綺麗に詰めます
こうして10ヶ月寝かせる

そのあと壺に柚子胡椒を入れて10ヶ月寝かせます。すぐに出来上がりって訳ではないのです。むしろこの10ヶ月寝かせることががまこう庵の柚子胡椒の美味しさの秘訣。こうすることで米麹の発酵で柚子胡椒がより熟成がされ旨味が増すんです。がまこう庵の柚子胡椒の美味しさは米麹の発酵がポイントなんです。

という事でこの柚子胡椒は来年の10月くらいに販売開始します!!もうしばらくお持ちくださいネーーー。

でわでわまたですねーーー!

The following two tabs change content below.
アバター
1977年宮崎県都城市生まれ、そば屋がまこう庵2代目。 (株)がまこう庵代表取締役、都城産のそばを多くの人に知ってもらい喜んでもらいたい。そして都城のそばを世界へ。 自分の育った都城が大好きでそばと共に都城の事も発信していきたい。
アバター

最新記事 by 蒲生 純(そばっこ) (全て見る)