今が旬の郷土料理
がまこう庵のあくまきができました。
鯉のぼりの揚がるこの季節。
食べたくなる『あくまき』
この辺りの郷土料理です。
南九州では当たり前のあくまき。。。他の地域の方はあくまきって何?って良く言われます。最初に言っておきますが「ちまき」ではないのでそこは注意してくださいね(笑)、あくまきを簡単言うとわらび餅みたいなお餅です。
このあくまきは作り方が実に面白い。
木や竹を燃やした灰を使い、灰汁(あく)を作ります。その灰汁にもち米を浸し、一晩置く。
その漬け込んだもち米を竹の皮で包みます。
それをアク汁で数時間煮込む。
こんな作り方を聞いても、どんな味なのか想像できませんよね。だって木灰でもち米を煮るんですよ。
普通ありえない。灰で煮るとか。書いといてなんなんですが(笑)
皮を開いていてみると透明感があり、きれいな琥珀色をしています。ひとくち食べると、柔らかくもっちり。プルンとした食感!わらび餅のような食感。
味はアク汁の香りがしますがさっぱりした味わい。
そんなあくまきをどうやって食べるか?
オーソドックスはきな粉で食べる。これは絶対間違いないやつです。誰もが喜ぶきな粉。
そして自分のおすすめは。
わさび醤油でビールと食べるのが好き。ただただビールが飲みたいだけかもしれないけど(笑)
その他の食べ方は黒糖、黒蜜、醤油(わさび、生姜)はちみつ、ココアなど。
個人的にはあくまきの天ぷらも好き。外サクサク中身はもちもち食感がたまらない。
あくまきっていろんな食べ方があって面白いです。
そしてがまこう庵のあくまきは素材にこだわる。
もち米はえびの市の無農薬農家の鬼川さんが育てたもち米。
木灰はがまこう庵で使っている薪ストーブから出た木灰。
水は霧島の湧水。
全て自分達がわかるもので作っているので愛情持って安心して作れる。
だからより一層美味しく感じるです。
という事でこの時期はやっぱりあくまきを食べないと始まらない。食べ物で季節を感じるって最高だ!
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