そば屋でとれた有機野菜を使ったサラダそば 。みやだいず豆腐ドレッシングと甘乳蘇とそば

飲食関係ではシェフ、パテシエ、ソムリエ、カフェのオーナーなんて呼ばれる人がいます。そんな呼び名響きがかっこいいなーって思う。そんなことないですか?偏見かもしれないけどなんかモテそうってイメージが自分の中ではあります。一方HEYそば屋。そば屋って響き。。。全国のそば屋さんに失礼かもしれないけどなんかモテなさそう。男の人にはめっちゃモテそう(苦笑)

どうもこんばんわ。勝手な思い込みがひどいそば屋がまこう庵のそばっこです(笑)結局何が言いたいかっていうと。自分も女性にモテたいっす!!突然すいません。嫁も子供もいますが。でもそば屋だけど男の子だもん。たまには女の子にキャーキャー言われたいとです。

そんな願望から生まれた。女性に食べてもらいたい新メニューができました。女性に喜んで、笑顔になってもらう。そば屋がモテモテになるといいなー。という事でがまこう庵の期間限定メニュー「我が家の有機野菜のサラダそば」紹介です

がまこう庵『我が家の有機野菜サラダそば』

ヘルシーかつ美容にも良い、免疫力も上がるそれでいて美味しいお蕎麦のメニュー。がまこう庵の『我が家の有機野菜サラダそば』が完成しました。

自分的にこのサラダそばのオススメは赤い色の梅漬けしたタケノコっす。完全にワキ役存在だけど。めちゃくちゃ良いアクセントになってすごく良いです。梅酢の酸っぱさが女子の気持ちを鷲掴みするんじゃないかと思ってます(笑)と言ってもこのタケノコがサラダそばのメインではないです(苦笑)

タケノコはあくまで脇役です。今回このサラダそばの女性に喜んでもらう為の秘策となる材料が色々ありますので少し紹介しますね。

我が家の有機野菜

サラダそばの一番メインのサラダに使う野菜。

ウチの両親が有機栽培で育てた野菜を使わせてもらってます。有機栽培なので安心して食べてもらえます。がまこう庵で飼ってる鶏達の鶏フンを堆肥に使い育てた野菜です。その鶏フン堆肥はそば屋の鶏とそば屋の合作。詳しい話はこちらを読んでくださいね↓

循環する中にそば屋はあります。これが自分のそば屋の姿だと思う。
末っ子の娘が自分のイラスト(友達が書いてくれたもの)に色ぬりをしてくれました。 色を塗るだけじゃなく、父親の仕事をイメージし...

この野菜達にそば屋の愛情も少しだけ入っていますよ。まー野菜を育てたのは両親なんですけどね(笑)

豆腐を使ったドレッシング

サラダそばのドレッシングは豆腐をメインに自家製の豆腐ドレッシング。

女性に喜んでもらえるようにヘルシーなドレッシングを作りました。

豆腐は都城で育った大豆(みやだいず)を原料に都城の穴井豆腐屋さんが豆腐にしたものです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は ynnPIA0RQKuYR7Ya2utFWw-700x933.jpg です

この豆腐の材料となる都城産の大豆(みやだいず)はケンコー食品工業という味噌屋さんの社長の吉田さんが、地元の農家の人と一緒になって生産に力を入れている都城産のみやだいずという品種の大豆なんです。がまこう庵で使う大豆も全部みやだいずを使わせてもらってます。大豆に甘みがあってほんと美味しい大豆です。なのでもちろん豆腐も美味しい。

ケンコー食品工業株式会社さんのホームページ。いろんなオンラインショップの商品もありますのでよかったらのぞいてくださいね。

このケンコー食品の吉田さんは実は自分が20年前に卒業した東京農大の先輩。なのでこうやってなにかと吉田さんにはちょこちょことお世話になりっぱなしなんです。近くに頼れる先輩がいてくれてよかったーーー。そしてこうしてコラボメニューができたことが嬉しいなーー。

ドレッシングの材料はみやだいずの豆腐に加え、菜種油、出汁、ごま、粗糖、塩、にんにく。これらを混ぜて作ったがまこう庵特製豆腐ドレッシング。作ってみて思ったことは、豆腐ってドレッシングにするとこんな美味しいのねって新たな発見でした。家でも簡単に作れそう。しかも健康的でヘルシーなので女性にも喜ばれるんだろうな。

都城の山之口町のミルククラブ中西牧場さんの甘乳蘇(かんにゅうそ)という高級食材も使いました

サラダ蕎麦の最大の見せ場がドレッシングの上にふりかけている褐色の粉末甘乳蘇だと思ってます。都城山之口町のミルククラブ中西牧場さんの甘乳蘇です。別名和製チーズとも言われています。濃厚なミルクの味がチーズの味にも似ていることからそう呼ばれているんですよ。自然の味の健康的。そして免疫力も上がる甘乳蘇をトッピングしました。これも女性を意識したそば屋のアイデアなんです(笑)

豆腐ドレッシングの上にのってる褐色のものが甘乳蘇

甘乳蘇がドレッシングと混ざりあった時にまた違う味を演出してくれます。一度食べて二度美味しい的な変化が味わえる。このサラダそばの魅力になりそうな予感です。

そもそも甘乳蘇(かんにゅうそ)とは?って気になる方も多いはず。自分も最初よくわからなかったし(苦笑)

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は products_photo01.jpg です

ミルククラブ中西牧場さんのホームページから引用させてもらい甘乳蘇の説明しますね。

古代浪漫の食品「蘇」-伝統の珍味

蘇とは搾りたての生乳を、牛乳のもつあまみ、うまみをそのままに濃縮したチーズのような食品です。チーズよりもくせがなく、まろやかで、香ばしく、また7~8時間煮て作るのでほんのりした甘さが口の中にひろがります。
古くは1000年以上も昔、万葉時代の飛鳥で作られていたという記録が残っています。甘味料がなかった当時は、栄養があり自然のあまみとうまみを持つ「蘇」は貴重な食品で、貴族や高級官僚たちは、美容と不老長寿を期待して、これを珍重しました。正月には大餐のデザートとして振るまわれたようです。新鮮牛乳がつくるイキイキ生活

添加物を一切使用しないで、牛乳の水分だけを蒸発させて作りますので体にやさしく、まさに自然食品です。また、牛乳の栄養価を損なうことなく、牛乳50kgを10分の1に煮つめて作るので、栄養価の高い天然の健康食品といえます。100g当たりエネルギー410kal、脂質22.3%蛋白質19.4%、カルシウム700mg

歴史が伝える効用として、日本最古の医学書「医心方」(975年) には、「五臓 (肺臓、心臓、膵臓、肝臓、腎臓)」の気を補給し、大腸をよくし、口の中の潰痬を治療する主治食で、常用すれば筋肉に力を付け、胆を強くし、肌に光沢を与える…。 とあります。食べ続けることが健康の秘訣です!

中西牧場さんのホームページより抜粋

というように古代から伝わる製法の健康食品なんです。しかも少量しかできないとても貴重で高価な食材。この高級な甘乳蘇を使います。

なぜこんな高級な食材を気軽に使えるか?知りたくないですか?ミルククラブ中西牧場の中西君も自分が通っていた東京農大の畜産学科の後輩なんです。

こうやって先輩風をビュービューと吹かせながら彼にお願いして甘乳蘇を安くで仕入れてきました(笑)なので自分甘乳蘇いっぱい調達できます(笑)

もし甘乳蘇が気になる方はミルククラブ中西牧場のホームページからもオンラインショップで購入できますのでよかったら覗いてみてくださいね。

宮崎県都城市から全国へ。甘乳蘇、乳心醍醐の生産・販売を手がけるミルククラブ 中西です。

東京農大を卒業してよかった

みやだいずの吉田先輩といい、甘乳蘇の中西君といい。2人とも東京農大のつながり。これは凄い組み合わせ。

がまこう庵のサラダそばは、都城産食材で東京農大のつながりからできたそばのメニューなんです。できた時。面白いなぁーって1人でテンションが上がってしまいました(笑)今まで大学行って蕎麦屋に何にも生かしてないなぁって思っていたけど。。。卒業して20年目。大学に行った事が初めて蕎麦屋に役に立ちました(笑)

という事で本日伝えたいことは女性にモテたいだけで新メニューサラダそばを作ってしまいましたということです。

いつか「このサラダそば を作った方は誰ですか?に会いたい!」って女性に呼ばれる日を厨房でひたすら待ちたいと思います(笑)つねに気持ちの準備はしてあります(笑)

でわでわまたですねー。

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1977年宮崎県都城市生まれ、そば屋がまこう庵2代目。 (株)がまこう庵代表取締役、都城産のそばを多くの人に知ってもらい喜んでもらいたい。そして都城のそばを世界へ。 自分の育った都城が大好きでそばと共に都城の事も発信していきたい。
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