先日南九州も梅雨に入りました。過去2番目の早い梅雨入りらしい。まだ5月上旬だし。早過ぎるし。困るわ!!こっちにも色々都合があるんだから!と天気に物申したくなるそば屋がまこう庵そばっこです(笑)自然の事なのでしょがないのだけど。
雨が降ると外の作業ができず。常に天気予報を見ながら雨が降らない日を調整して作業を考えないといけないし。田植えにこさん竹にどくだみ収穫。草払い。とする事目白押し。梅雨めぇーーーーってなるわけです(笑)
梅雨。漢字にもあるように梅の時期に降る雨。この時期の雨は梅にとって熟す為に大事な雨。というより。自然界においてもこの梅雨という季節は生きるために必要な雨。だから梅雨がないといけない訳で。梅雨の文句を言ってごめんなさい(笑)そんな梅雨に収穫する梅の話。
梅の収穫する見分け方
ウチに梅の木があるけど梅の収穫時期がわからない。緑色の梅なのか?黄緑色の梅なのか?黄色い梅なのか?いつ収穫するのーー?
そういう人って多くないですか?自分もその1人でした。
結論から言うと。どの色の梅でも梅の収穫タイミングです。ただ梅をどんな加工するかによって収穫時期を変える必要があります。
梅酒や梅シロップを作りたい場合は青梅

梅酒や梅シロップを作りたい場合には、梅のさわやかな風味を生かすため、青梅を使用します。青梅とはまだ熟していない青い実のことを指します。
実が熟す前で酸味が強く、実がかたいのが特徴。
またこの時期の梅を使うときには、あく抜きをする必要があります。あく抜きの方法は、たっぷりの水に2時間から4時間ほど梅を浸すようにしましょう。
梅ジャムを作りたい場合は黄色くなりかけた頃の梅
梅ジャムを作りたい場合には、やや黄色くなった梅の実を使用します。完熟する前の実です。酸味がほどよく残り、実が柔らかくなっています。
あく抜きは、青梅も混ざる場合もありますのでアク抜きをした方が無難ですので一応アク抜きしましょう。
梅干しを作りたい場合は完熟梅
そして梅干しを作る場合です。梅干しを作るのに適した梅は、黄色く熟した梅です。
皮が軟らかく、甘みもあり、あく抜きの必要もありません。黄色く熟した梅は梅酢が上がりやすいので、梅干しが作りやすいと言われています。
ただ気をつけないといけないのが。この熟す時は変化も早い。すぐに熟しすぎになるので気をつけないです。熟し過ぎると実が崩れやすいので皮が破けた梅干しになってしまいます。完熟の梅の収穫は非常に難しいので、やっぱり完熟手前を狙って収穫するのをそば屋はオススメします。あくまでそば屋のオススメなんで(笑)
と言う事で梅の収穫時期は何に加工したいかによって変わります。梅にも特徴があって仕上がりが違いますよって事でしたーー。
でもあくまでも目安ですね。青梅でも梅干はできるしジャムもできます。完熟でも梅シロップは作れるし。あとは好みの問題です。散々書いといてこんなこと言うのもアレですが(笑)

今年のウチの梅はこんな感じ。少し黄緑になってきました。雨によって色の変化も早くなってきたので気をつけて、黄色くなるのを待ちたいと思います。それにしても今年の梅は豊作な予感。いっぱい実がなってます。ひゃほーーーい!!
でわでわ。またですねーー。


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